手入れのコツ    
 盆栽とは
 
  盆栽とは、「盆」を意味する陶磁器で作られた鉢に草木を植「栽」し、生育する
過程の中で培養や整姿を行って、天然自然以上の自然美をつくり出し,その美しさ
を鑑賞するものである。盆栽の種類としては松類が代表的であるが、花物・実物・
草物・葉物など多様である。いずれも自然木のように大きなものではなく、数十p
のミニチュアのようなもので、ミニ盆栽などは10pに満たないものまである。
 
 
 盆栽の種類
 
  ●小品盆栽…高さ20cmまでの盆木
●貴風盆栽…高さ20〜40cmの盆木
●大型盆栽…高さ40〜90cmの盆木
 
 盆栽と鉢植えの違い
 
  また、鉢植えとどこが違うのかよく聞かれるが、一言でいうと盆栽と鉢植えでは
鑑賞目的が違うのである。たとえ植えられた草木が同じでも、鉢植えがその花や葉、
実などの植物美しさを鑑賞するのに対し,盆栽は長く命を持続させてその自然美を
鑑賞するものなのだ。これは、日本人が昔から自然の情趣を好むことから作られた
ものである。つまり、盆栽というのは日本独自の文化と言えるだろう。
 
 盆栽の歴史
 
  現在は主にお年寄りの趣味として認識されている盆栽だが、その歴史は大変古い。
日本における盆栽の初まりは平安時代にまでさかのぼる。しかしこの時点では盆栽
という言葉が存在したわけではなく、ただ単に小さな器に草木を植えて棚に置かれ、
鑑賞されていたのである。これが盆栽の原形である。盆栽という言葉が使われるよ
うになったのは江戸時代の末期で、この頃に日本独自の鑑賞スタイルが整えられた
と考えられる。
 
 
 盆栽の国際化
 
  日本独自の文化であった盆栽は,今や日本だけでなく海外にも愛好者が急増して
おり,欧米でも大きな展覧会がしばしば開催されているそうだ。近年ではヨーロッパ
を中心に盆栽輸出も行われ、"BONSAI"が世界の共通語となっている。  
お年寄りの趣味などと侮ってはいけない。盆栽はとても有名です。
 
 盆栽の魅力
 
  盆栽には一つとして同じ形のものはない。しかしながら、基本的となる樹形がい
くつかあり、初心者の方は参考にするとよい。またその培養法も重要で,手間暇を
かけて育てることが大切であり,そうやって育てた樹を鑑賞することが盆栽の魅力
の一つであるといえる。また、あの小さな空間の中で自由に樹を育てることができ
るという魅力も持っている。
 
 盆栽を育てよう
 
  皆さんも盆栽を通して日本の文化を学んでみてはいかがですか。なぜ日本人は盆
栽を好むのか,そして昔の日本人が好んだ情趣というものがどんなものかわかるか
もしれません。
 
   
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